電動パワーステアリング (EPS)

EPS


電動パワーステアリングの場合、センサーがドライバーのハンドル操作を検知し、ステアリングコラムまたはステアリングラックにある電気モーターを電気的に制御します。

これにより、ドライバーのハンドル操作を支援するのに必要十分なトルクがモーターより生成されます。このようにして、ボッシュではEPS用モーターの車内搭載およびエンジンルーム内搭載が可能となっています。ボッシュでは、すでに量産されている非同期モーター(ASM)シリーズに加え、今後はブラシレス永久励磁磁石 (PSM) シリーズからのモーターも、統合制御電子機器付き/なしで提供する予定です。このモーターは、ラック推力が最大 10.4 kN (ASM)、将来的には最大 13 kN (PSM) の電動パワーステアリングに使用することができます。モーターの原理上、非同期モーター (ASM) にはロッキングモーメントがなく、トルク振動が最も低いレベルで、安全基準が高いのでEPS モーターの高い要求を満たすことができます。PSM シリーズは、従来品よりも効率が高く、空間要求もより小さく、重量も軽くなっています。このため、消費と排出の削減にさらに貢献します。

EPS システムの特徴

油圧ステアリングシステムとの比較:

  • 空間要求の最小化 
  • エネルギー消費の低減、燃費の向上 
  • 電子制御による機能の拡張 
  • 環境に優しい
  • 「ドライシステム」(油圧オイル不要) 
  • OEM 先での取付け複雑度の軽減 
  • ステアリング操舵特性のチューニング
ASM モーターの技術的特徴
ASM-motor
  • 非同期のため永久磁石が不要
  • ロッキングモーメントなし 
  • トルク表面振動の最小化
PSM モーターの技術的特徴
PSM-motor
  • 高効率 
  • ロッキングモーメントとトルク表面振動の最小化 
  • 空間要求が小さい
  • コンパクトな寸法 軽量